顎関節(あごの関節)
今月は、「顎」に焦点をあてて、お話します。顎と言えば、最近のテレビCMで、「ビールと間違えた」という飲料をゴクリと飲まれた俳優、田村正和さんが、大きく口を開けて、その美味しさを表現されていたのが印象的でした。なぜなら、その口の開け方が、とても自然で、しかも対称的だったからです。このように、スムーズな顎の動きができる方は、意外と少ないです。ぜひ、鏡の前で、口をできるだけ大きく開けてみて下さい。指3本分が縦に入るぐらいに、開けられるのが正常ですが、どれぐらい開けられましたか? 左右対称でしたか?
顎は、結構、働き者で、1日に1500~2000回も、口を開閉させています。顎関節は、耳の穴の真ん中から、少し頬の方へ指を沿わせた位置で、口を開け閉めした際、その動きを感じることができます。もし、このあたりに痛みを感じたり、また、口があまり開けられない場合は、この顎周囲の筋肉のバランスが崩れている可能性があります。知らず知らずに、噛み締めていたり、また猫背や、顎を突き出したような悪い姿勢になっていると、頭の位置の変化で、顎のバランスも変わり、必要以上に顎周りの筋肉が緊張してしまうのです。
さて、顎のバランスを回復させるためには、1つは、ストレッチです。やり方は、簡単で、口を大きく開けることが、ストレッチになります。顎を左右や前後にずらして開けてみると、少し違う部位のストレッチができます。注意することは、顎が、身体から突き出さないような位置で行うことです。もう1つは、顎だけでなく、身体全体の姿勢を良くしてみることです。頭の位置が、背骨の延長線上に来るよう、姿勢を正してみてください。顎周りの筋肉は、毎日、重力と戦う「姿勢筋」の1つで、年とともに硬くなりやすい筋肉です。顎の筋肉は、顔の輪郭や、年齢的な表情(年々、顎が角ばってくる)を作りだしますので、見た目が気になる方は、ぜひ、顎のケアも忘れずに!
さて、カイロプラクティックでは、もちろん、顎の状態をチェックすることができますし、顎と頭部や背中側との関係にも着目して、全身のバランスの中で、顎の状態を良くしていきます。顎の状態は、噛み合わせや、肩こり、頭痛、疲労感にもつながります。また、痛みが生じてくると、日常のあらゆる口の動き(あくびや、うがいなど)でも痛みを感じるようになり厄介です。どうも、口が開けづらい・・・などがありましたら、ぜひ、お気軽に、カイロプラクターにご相談ください!
※ こちらのINAXさんのサイトでも、イラスト付きで、顎のお話をしています。→ 美的空間NAVI
