メタボリック症候群
この春(2008年4月)より、40~74歳の年齢の方を対象に、「メタボリック症候群」の健診が始まりました。通称「メタボ」と呼ばれ、おなじみの言葉となりましたが、どうか、戦々恐々となさらずに! メタボは予防可能ですので、楽しく(!)予防に努めましょう。
メタボリック症候群では、特に「お腹周りの脂肪」に着目しています。体内の脂肪には、場所によって3種類あります。1つは、血液中の脂肪、もう1つは、皮下脂肪。そして、3つ目は、お腹周りにつく脂肪です。この中でも、「お腹周り」が、血圧、コレステロール値、そして血管系の病気に影響力があるため、また、計測が簡便であることから、健診項目の1つとされています。
このように、「メタボ」では内科的に重視されがちですが、予防には「適度な運動」が必要とされます。もし、運動しても、身体のどこかが痛いようでは、「適度な運動」も実行できません。やはり、筋骨格系の健康も重要なのです。運動によって、「お腹周りの脂肪」は目に見える形で、減っていくことがわかります。
また、張り切って「ダイエット作戦」を立てる方へ。減量のメカニズムをぜひ知りましょう。ただ「食べない」では、神経系のメカニズムでは、逆に「食べたくなる」ように作用してしまいます。特に、慢性的に「強すぎない」ストレスを受け続けている場合に食欲が増すのは、皆さんも体験済みかもしれませんね。(もし、「強い」ストレスにさらされると、逆に食欲は低下します。)脳を満足させながら、「食べて」減量することがポイントです。特に、血管に悪影響を及ぼす「悪い脂肪」(マーガリンなどに含まれるトランス脂肪、常温で固まる脂肪)を摂らないよう、日頃、食事の選択に気をつけましょう!
カイロプラクティックでの対処も、大変役立ちます。1つは、自律神経系の活性化により、個々の臓器の働きを高め、体内の代謝作用の向上に。もう1つは、筋骨格系の改善により、運動しやすい身体づくりや、良い姿勢づくりに役立ちます。
お勧めしたいのは、姿勢改善です。多くの人は、身体の筋肉を満遍なく使うことができていません。その結果、姿勢を維持する筋肉のバランスが崩れ、悪い姿勢になっています。良い姿勢は、それまでサボっていた筋肉を使うようになるので、血行を良くし、代謝も上がってきます。良い姿勢で、ただ歩くだけ(「パワフル・ウォーキング」と呼びましょう!)でも、改めて「運動の時間」を作らずとも、十分に良い運動になるのです。(1日30分のウォーキング目標がお勧めです。)
WHO基準のカイロプラクターは、皆さんの「メタボ」予防に、お力になれますので、どうぞ、ご相談下さい!
